パソコンや携帯電話の普及にともない、メールで手軽に浮気相手と連絡を取り合うことが可能になったため、浮気する人の数が増えていると言われています。
離婚するつもりはなく、配偶者にバレないようにコソコソしているうちはまだ「浮気」ですが、そのうち「浮気」から「本気」になり、夫が愛人にのめり込んで生活費を家に入れなくなる、妻が家事や育児を放棄する、家に戻らなくなるなど深刻な状況に発展します。
配偶者の浮気の事実を知っても、見て見ぬふりをして愛情のない結婚生活を続けるのならば話は別ですが、きちんと話し合いを行うためには浮気の証拠を差し出す必要があります。
証拠もなく問い詰めても、ウソをつき通されたり、逆ギレされてしまったりと、まともな話し合いができないことが多くあります。
浮気・不貞行為の証拠は、慰謝料を請求するためや親権を主張するなど離婚条件を有利に運ぶためだけにあるものではなく、離婚を考える前にまず相手に浮気の事実を認めさせて真剣に話し合う機会を与えてくれるものでもあります。
気付いたときには手遅れと言うことのないように、浮気の兆候を見逃さないでください。
浮気は非日常的な行為ですから、その兆候は日常生活のなかに必ず現れます。
浮気している人には次のような兆候が見られます。ただし、それらに当てはまるからと言っても必ず浮気をしているとは限りませんので、あくまでも参考として見てください。
配偶者の携帯電話が自分名義のものでしたら、電話会社から料金明細内訳書を取り寄せて通話先の電話番号を調べる手段もあります。
携帯電話のメールと同様に、パソコンのメールで浮気相手と連絡を取り合うケースも増えています。また、最近では出会い系のサイトや、出会いを求めるオフ会などで浮気相手を探すパターンも増えていますので注意が必要です。
(夫・妻共通)
(夫の場合)
(妻の場合)
帰宅の遅い曜日を記録しておくと、規則性が判明します。
(夫の場合)
(妻の場合)
洋服の趣味が浮気相手の年齢や好みに合わせて変化することもあり、特に普段とは違う服装をして出掛けた日に限って帰宅が遅い場合は注意が必要かもしれません。
走行距離をまめにチェックし、カーナビを搭載していれば検索ルートの履歴を調べてみましょう。
また、助手席シートを確認し、前回自分が乗ったポジションと変わっていれば誰かを乗せたと判断できます。車内に落ちている髪の毛にも要注意です。
浮気相手ができると食事代、ホテル代、プレゼント代など出費が増えます。
ただし、妻が浮気している場合は、相手の男性がすべてお金を出してくれることが多いので、当てはまらないケースもあります。
やましい事があると、それを隠そうとして普段より口数が多くなることもあります。
夫が単身赴任先で浮気しているケースはよくあります。遠方では夫の素行や、浮気相手の特定は難しいと思われます。
夫が浮気をしているのではないかと感じたら、探偵社・調査会社に素行調査を依頼して、証拠を掴みましょう。